核爆弾
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(tokyo-np.co.jp)より転載。
(引用開始)
『核爆弾保有へ建設』 ミャンマーが極秘施設か
【マニラ=吉枝道生】オーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドは一日、ミャンマー軍事政権が北朝鮮の支援を得て、原子炉とプルトニウム抽出施設を秘密裏に建設し、五年以内の核爆弾保有を目指していると報じた。ミャンマーからの二人の亡命者が、オーストラリア国立大学の研究者らに証言したという。
同紙によると、施設の多くはミャンマー北部の山中に掘られたトンネル内にあり、ロシアが二〇〇七年から支援している研究用原子炉と並行して建設が進められているという。
証言したのは、核関連部隊に所属していた軍将校と、軍事政権のビジネスや核取引にかかわった人物。二人からは個別に話を聞いており、調査にあたった同大学のデズモンド・ボール教授は「お互いに会ったこともなく、存在も知らない二人がほぼ同じ話をした」と強調し、信ぴょう性の高さを指摘した。
タイの安全保障専門家は同紙に対し、「証拠を検証する必要があるものの、地域の安保体制を根本から変えてしまう可能性がある」と警告している。
クリントン米国務長官は七月下旬、タイのアピシット首相と会談した後の記者会見で、北朝鮮からミャンマーへの核技術移転の可能性に強い懸念を表明。六月には、核関連物資を積載した疑いで米国が追跡した北朝鮮船舶「カンナム」がミャンマーに向かった後、引き返していた。
ミャンマーと北朝鮮は一九八三年のラングーン(現ヤンゴン)爆弾テロを機に断交していたが、〇七年四月に国交を回復。ともに国際社会から孤立する一方、軍事的な接近が指摘され、ミャンマー軍政幹部が昨年十一月、北朝鮮を訪問し、軍事協力で合意したとも報じられていた。
(引用終了)
(2009年8月02
tokyo-np.co.jp)
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核爆弾とは
核爆弾(かくばくだん、nuclear bomb)は、核兵器の一種で、核分裂反応や核融合反応を利用した爆弾。現在では、特に航空機から投下される自由落下型核兵器を指して核爆弾の用語が使用される。
初期の核爆弾の模型
概要
ウランやプルトニウムを核分裂させそのエネルギーを使用する核爆弾のことを原子爆弾(核分裂爆弾)、重水素などを核融合させそのエネルギーを使用する核爆弾のことを水素爆弾(核融合爆弾)という。
初期の核兵器はいずれも航空機から投下される航空爆弾として運用された。米国のリトルボーイMk.1、ファットマンとファットマンから派生したMk.3、英国の核爆弾ブルーダニューブMk.1(青きドナウ)、及び水素爆弾イエローサンMk.1(黄色い太陽)といった開発当初の核兵器は、大きくかつ重く、同じく開発されたばかりの弾道ミサイルに搭載して運用するには過大だった。第二次世界大戦が終わってまもなく、各国で核兵器の開発が盛んに行われた1950年代には、有効な核兵器運搬手段としては大型爆撃機しか無く、それゆえ核兵器は航空爆弾として運用されたのである。
運用と退役
研究が進み核兵器が小型化され、ロケットの性能が向上すると核兵器の主力は核弾頭を搭載した弾道ミサイルとなった。1960年代になり、米国のMark57のような小型核兵器が開発されると核爆弾は小型の航空機にも搭載できるようになり、単座の戦闘爆撃機による核攻撃ミッションが各国の空軍部隊で採用されるようなった。その後、米国のB-61のような威力可変型核爆弾が開発されると戦術用途のみならず戦略任務も科せられるようになる。
航空機投下型核爆弾では、核爆発による自機の被害を避けるため特殊な運用が成される。そのひとつであるトス爆撃方法では、航空機は目標直前で急上昇しつつ核爆弾を切り離し、目標上空へ核爆弾を放り上げる。航空機は核爆弾が上昇から落下に移る時間を利用して核爆発の影響圏内から退避する。また投下後にパラシュートがひらき、落下速度を減じるパラシュート減速爆弾では、核爆弾の落下そのものの時間を利用して退避する。
冷戦期の核保有国の空軍は多数の航空機投下型核爆弾を配備し、核攻撃任務を担っていた。しかしながら冷戦が終了すると軍事予算の削減の影響で、これらの核爆弾は1990年代後半から順次退役し、各国とも核戦力を主要な核兵器に絞り込みつつある。そのなかで巨大で目標になりやすく、かつ攻撃に脆弱な空港という施設から運用される航空機による戦略核攻撃部隊は真っ先に削減対象になり、多くの国々で自由落下型航空核兵器が退役した。また航空機発射型巡航ミサイルを運用する爆撃機部隊も一部の国々を除いて退役が進んでいる。
B-61自由落下核爆弾。奥が完成状態、中段が分解状態で、手前下段のマットに乗せられた部品から構成される。核弾頭はマット上の部品の内、中央上方やや右の砲弾型金属ケースの物体
拡散
核拡散防止条約(NPT)体制下では、核兵器の保有は一部の国々の特権となっているが、NPTに加入していても秘密裏に核兵器を開発した国々や、そもそもNPTに加入せずに核兵器を開発した国々もある。
これらの国々は開発に当って諸外国から公的に技術援助を受ける事ができず独自に開発を進めるため、開発された核兵器は技術的に貧弱なものとなり、初期の原子爆弾と同様に大きく重いものとなる。これらの核爆弾も航空機投下型として運用されていると見られている。しかしながらこれらの国々の仮想敵国も、相手国の経空核攻撃に対処すべく防空網を充実させるから、実際の戦争での有効性には疑問がある。そこで核兵器開発は運搬手段の開発、特に大型ロケット開発とセットで行われることが多い。
まず核兵器を保有して戦争への抑止力とし、時間を稼ぎつつ運搬手段の開発を進め、核戦力に実行性を持たせるというのが各国の趨勢である。それゆえ国内に発達した原子力産業を持ち、かつ大型ロケットを開発・運用する国は、他の多くの国々から潜在的核保有国と見なされる。その筆頭は他ならぬ日本である。米国には日本で核兵器開発が始まれば一年以内に完了できるという意見がある。一部で唱えられている核武装論なども疑惑を招く元となっている。
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